先日、自動車業界のある会合で、当店でATF交換は年に150台前後の作業をしているという話をしましたところ、各社のメカニックの方々が驚いていました。
ほとんどの会社が、年に5台程度らしいです。
台数を経験するほど、今まで気づかなかった新しい発見があったり、不調の前兆を発見する方法を考えてみたりとするものです。
反対に作業台数が少ないと、やはり自信が持てなかったりしますね。
E90のM様がATF交換でご来店くださいました。
この車両の前もE90にお乗りになっていたそうですが、事故により乗り換えとなったそうです。
作業の手順は、ほとんどのクルマで同じです。
まず旧油を排出します。
新油でフラッシングを繰り返します。
オイルパンの周りが濡れているのは、ATFが漏れているからです。
ほとんどのクルマで、排出したATFはこんな感じの汚れ方です。
当然劣化していますし、油温の上昇と下降を繰り返してミッション内部が結露して、水分がATFに混ざります。
水分が混ざったATFが、ミッション各部のガスケットやOリングを攻撃します。
そうすることによって、正常な油圧が保持できなくなり不具合を起こすケースもあります。
オイルパンを取り外した状態でも、各部を洗浄します。
新しいストレーナーを組み付けて、新油を充填していきます。
マグネットには、ミッションのカスが吸着されています。
カスが溜まらないようにするのは不可能ですので、定期的なATF交換で排出すれば、コンディションを維持しやすいと思います。
A様もE90でご来店です。
こちらは、フラッシング2回目の排出したATFです。
透明感がよみがえっています。
ストレーナーを取り外して、新しい物に交換します。
こちらのE90は、オイルパンとストレーナーが別体の車両です。
ほとんどのE90は、オイルパンとストレーナーが一体型ですが、ごくまれに別体型の車両があります。
こちらは新しいストレーナー。
切り欠き部分がベージュ色です。
古いストレーナーは、ATFの色に染まっています。
ストレーナーはいわゆるフィルターの一種ですが、目が粗いので大物の汚れは吸収しますが、細かい汚れになるとスルーしてしまいます。
細かい汚れを取り除くためにも、ATF交換は有効です。
汚れたATFはこんな状態ですからね。
ちなみに、新しいATFはこんな感じです。
オイルパンをきれいに洗浄して、組み付けと新油充填作業に入ります。
追加作業で、Injector Flushとインテーククリーニングもご依頼頂きました。
エンジンとミッションがスルスル状態で、クルマが激変された事と思います。
ATF交換は、随時ご依頼を受け付けております。
車種と型式、車台番号などをお知らせ頂けましたら、作業の段取りをさせて頂きます。
※ミッションの状態によっては、ATF交換が適さない場合があります。
ATF交換は、あくまでもミッション内部のオイル交換です。
ミッション修理ではありませんので、極度のスベリや振動と音を伴う変速ショックは直りません。
http://www.stella-motors.co.jp
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お気軽にご来店ください。
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