ATF交換がまとめてご入庫です。
O様のE39がATF交換でご入庫でした。
フラッシング途中の排出したATFです。
この頃のATFは、ミッションとフルードの相性のせいか、それとも単純に汚れが多いのか、ほとんどの車両のATFがこんな感じです。
フラッシング後、ストレーナー交換の為にオイルパンを取り外します。
オイルパンのマグネットは、いつも通りにたっぷりと鉄粉が付着しています。
マグネットにつく鉄粉の量はそれほど多くなく、走行距離の多少や年式にかかわらずこのくらいの量です。
マグネットでとりきれない鉄粉は、ミッション内部を循環します。
ストレーナーは汚れたATFの色で着色されています。
新しいストレーナーの色は、黄色っぽい色合いです。
各部を洗浄して、ストレーナーを取り付けます。
ホコリ一つ無い状態に洗浄したオイルパンを、ミッションに取り付けます。
組み付けが完了しましたら、所定の行程で新油を充填します。
ちなみに、こちらが排出したATFです。
年数とともにATFには汚れが蓄積されています。
トラブルが発生する前に作業をすることによって、コンディションがいい状態を長持ちさせることができます。
S様もE39のATF交換でご来店です。
こちらも、排出したATFは相応の汚れ方です。
実は、最近ある方法で、効果的にスラッジを取り除くことができるようになりました。
今までは、フラッシングが完了するとほぼ新油状態のATFが滴ってましたが、少し手を加えることでさらに汚れが落ちることがわかりました。
新しいストレーナーに交換して、新油を充填します。
作業後は、変速がさらにスムーズになり、キレのある加速がよみがえります。
W様のE46は、最初にInjector Flushの作業から始めました。
洗浄液をWで、大きな効果を期待します。
続いてインテーククリーニングの施工もご依頼頂きました。
さらにWAKO’S RECSも。。。
進化剤まで☆☆☆
そしてATF交換でした。
排出中のATFがやや赤みがかっているのは、以前にATF交換をしている模様です。
お話しを聞きましたところ、フルードの交換のみ実施しているとのことでした。
フラッシング後の排出したATFは、交換歴があってもそれなりの汚れ方でした。
ストレーナーを見ると、いかにATFが汚れをためているかがわかると思います。
新しいストレーナーを装着して組み付けし、ATFを充填して作業が完了します。
ゴールデンウィーク中は、まだまだATF交換のご依頼をたくさん頂いております。
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