3月中の作業写真が数台分ありますので、カテゴリごとに分けて書かせていただきます。
まずはATF交換です。
2月3月は意外とATFのご依頼が多かったです。
Y様のE61は、ATF漏れの修理を兼ねたATF交換でした。
この量になると結構な漏れ方ですね。
フラッシングを繰り返して、排出するATFが透明になるまで続けます。
オイルパンを取り外して、漏れ修理に取りかかります。
ATF漏れの原因は、いつも通りのハーネススリーブでした。
左が新品で右が旧品です。
旧品は、Oリングが見事につぶれていました。
Y様のE90は、オイル漏れはありませんが、変速のスムーズさを取り戻すためと定期交換が目的でのATF交換でした。
ハーネススリーブは黒色のOリングの物が取り付けられていました。
このタイプは、現在のところほとんど漏れは見受けられません。
しかし、はずしてみないとどのタイプのスリーブがついているかはわかりません。
また、一度はずしたOリングは極力再使用はしたくありませんので、いつも交換をさせていただいています。
ATF作業が終了後、BILSTEIN R-2000 スラッジクリーンの作業をリクエストいただきました。
Y様のE65は、駐車場にATFが漏れた跡が酷かったとのことです。
オイルパンのボルトは、ATFがしずくになってます。
排出するATFも、かなりの劣化具合で、変速に違和感を感じられていたようです。
ひととおりフラッシングをして、オイルパンを取り外します。
スラッジをため込んだストレーナーの交換が目的の一つですが。。。
ATF漏れの元凶であるハーネススリーブを交換するためには、オイルパンを開ける必要があります。
ATF作業が終了したら、BILSTEIN R-2000 スラッジクリーンの作業もリクエスト頂きました。
4月に入っても、ATF交換のご依頼が途切れず、ATF交換に対しての興味を持たれる方が多いことを実感しています。
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