今でも人気が高いBMW318isですが、時間の経過とともにクルマの劣化が進み、なかなか乗り続けるのも大変な時期に差し掛かっています。
今回は、まだまだ乗り続けるので、予算が許す限りのメンテを実施したいとのご要望でした。
isは1800ccの前期モデルと1900ccの後期モデルがありまして、この車両は1800ccの前期です。
1800cc前期 140/6000 最高出力/回転数 ps/rpm 17.8/4500 最大トルク/回転数 kg・m/rpm
1900cc後期 140/6000 最高出力/回転数 ps/rpm 18.3/4300 最大トルク/回転数 kg・m/rpm
エンジンの性能で見ると、馬力は同じです。トルクが0.5キロほど後期が勝ります。
が、一般的には、排気量が小さいほどエンジンレスポンスは良くなります。
最新のハイメカを搭載しているわけではありませんので、回転域によっては出力の不安定さを感じることもありますが、楽しめるクルマで有ることは前期後期を通して変わる物ではありません。
では、肝心のメンテ内容です。
激しい冷却水漏れがありました。
原因は、サブタンクとラジエター本体の取付面が広がって、サブタンクがグラグラの状態でした。
ラジエターホースもカチカチになっていた為、同時交換でした。
新しいラジエターはこちらです。
ウォーターポンプのシャフトにガタがありました。
上が旧品、下が新品です。
ガタが大きくなると、水漏れの原因になります。
サーモスタットも同時交換でした。
ウォーターポンプとサーモスタットを取り付けると、こんな感じです。
ファンベルトがひび割れた状態です。
油圧テンショナーからオイルがほとんど漏れていました。
また、ベアリングにガタがありましたので、これらも交換です。
ここからメインの作業となります。
クラッチをつないだ時に、かなり酷いジャダーがあります。
まずはミッションを下ろします。
クラッチディスクの摩耗があります。
交換となりました。
フライホイールに錆が出ていますが、こちらは研磨で済ませました。ダブルマスなので機械での研磨は出来ませんが、手作業で丁寧に仕上げました。
フォークがガタガタだと思ったんですよ。
ピボットが折れてました・・・
プロペラシャフトジョイントラバーも、劣化が激しい為交換しました。
特に酷いのが、1箇所カラーが脱落してました。
マスターシリンダーとレリーズシリンダーは、キコキコ音がありました。
写真下のレリーズは外した瞬間にバラバラでした。
360度、クルクル回転してしまうシフトレバーは、各部のパーツを取り替えて完治です。
激しいエンジンオイル漏れがありましたが、ガスケット一式の交換で収まりました。
運転席のパワーウィンドウ不動でしたが、モーターの交換で直っております。
その他、油脂類の交換などなどで、ヘビーなプライスとなりましたが、その分、本来のisの乗り味を取り戻すことができました。
納車時は、オーナーのK様がナカナカ走り出さず、「???」と思いましたが、何から何まで感触が激変した為、新車になった感じと仰ってました。
http://www.stella-motors.co.jp
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