最近ご購入されたようでして、これから乗り続けるに当たって、車両の現況を知りメンテナンスが必要な場所を洗い出したいとのご要望でした。
まさに12ヶ月点検&BSPが最適メニューです。
BSPでも12ヶ月点検でも車検でも、診断の基本バッテリーテストから実施します。
電源が安定していることが、クルマのポテンシャルを最大に引き出します。
BOSCH製診断機”KTS”を接続して、コントロールユニットの状態を細かく診断します。
様々なデータをグラフ化して、各部の機能をチェックします。
また、BOSCHのアナライザー”FSA”で、エンジンの作動状態をモニターします。
エンジンの燃焼状態を中心に見ていくわけですが、この作業によってホースのどこからか二次エアを吸っているとか、コントロールユニット診断ではエラーが無かったけど微妙なセンサー類の劣化が判明するとかがあります。
点火プラグの状態は良好ですが、そろそろ交換時期です。
プラグホールをのぞいてみましたところ、オイル漏れも無く良い状態でした。
ベルト本体は問題有りませんが、テンショナーやプーリーに劣化が見られました。
ガタが少し出始めています。
もう少し経過すると、音が出始めると思います。
ラジエターサブタンクは微妙ですね。
こちらは破裂が頻発しています。時期を見て交換をおすすめ致します。
フロント・リアともに足回りの状態は概ね良好です。
左リアのショックアブソーバーからのオイル漏れがありました。
SMGは問題なく機能しています。
デフは音が出ていたりオイル漏れなどは有りません。
最近は車齢が伸びている為、デフのオイル漏れが多いです。
Injector flushとインテーククリーニングのリクエストをいただきました。
中古車で購入されたクルマには、エンジンの状態をリセットする為にも有効です。
最後に、BSPのメニューのひとつ「BOSCH 3D アライメント測定・調整」で終了です。
どうです?クルマが路面を滑らかに走るように変化してますか?
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