BSPとは、BOSCH SERVICE PROGRAMの略称で、BOSCH製診断機器を駆使して車両の状態を細部にわたって診断し、数値とグラフに表示して”見える化”を実現したモノです。
クルマの使用年数が5年を経過した場合や、中古車で購入したけれど前オーナーの使用状態がわからない場合、特別不具合は無いけれど今後も安心して乗り続けたいなどの判断目安となります。
通常の車検では、法定点検を中心に、保安基準に適合しているかとか経年劣化が見られる部分の手当が中心となります。
これは一般的なモノで、どこで実施する車検もほぼ同じ内容となります。
タイヤはフロント7ミリ・リア4ミリの残量でした。
前後とも、足回りに異常なしです。
ブッシュやボールジョイント、アーム類の状態は良好でした。
エンジン・ミッション・デフはオイル漏れ無く良好ですね。
フューエルホースも劣化がほとんど無く、10万キロを目安に手を入れればよろしいかと思います。
ブレーキフルードはブリーダーを使用して圧送交換です。
エアクリーナーは、左が旧品で右が新品です。
ゴミを溜め込んでますので、交換時期ですね。
エアコンフィルターもそろそろでしょうか。
クルマにばっかり良いことするのではなく、乗車している”人”の事も考えなくてはデスね。
冷却水も泡立ち始めて、交換時期です。
強い点火を実現する「プラズマダイレクト」を取り付けしました。
点火プラグも交換のご依頼をいただきました。
現在、プラグのキャンペーン中ですので、「プラズマダイレクト」の交換工賃はプラグの金額に含まれますので、”無料”と言うことになります。
順番がバラバラになりましたが、車検や12ヶ月点検、BSPはバッテリー診断を始めに実施します。
状態が良いバッテリーが前提条件でクルマが動いています。
BSPでは、BOSCHの診断機”KTS”とエンジンアナライザー”FSA”を使用して、エラーコードの確認と各センサーやアクチュエーターなどの動作をオシロスコープで診断します。
BSPの〆は、BOSCH 3Dｱﾗｲﾒﾝﾄﾃｽﾀｰを使用して、トータルアライメントの測定と調整を実施します。
アライメントだけの作業は、なかなかご依頼しにくいと思います。
各部のコントロールユニット診断と合わせて、アライメント測定・調整でパーケージ化しておりますので、総合的にクルマの状態を知ることができます。
最後に、「進化剤」の施工ご依頼をいただきました。
エンジン内部の細かいキズに入り込み、スムーズなエンジンを造り上げることができます。
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