ありがとうございました。
作業内容は以下です。
時間がかからないモノから手を付けました。
まずはデフオイル交換。
スラッジは混ざってますが、状態は悪くないです。
定期的な交換で、トラブルを減らす事が出来るでしょう。
このタイプのデフは、給油方法がちょっと違うんですよ。
次、ATF交換です。
ストレーナー等をご用意して作業に当たりましたが、年末のバタバタのせいでしょうか、違うモノが届きましてストレーナーの交換出来ませんでした。
ミッション内部を出来るだけきれいな状態にしたいですので、Power Cluster BilENZA Racingで5回フラッシングです。
最後の方は、フラッシング後に排出するATFはほとんど新油ですよ。
スルスルつながるミッションになるとイイですね。
ここからの作業が、是非ともどうにかしたいとご依頼をいただきました部分でして、エンジンのスパークプラグの交換です。4番シリンダー(エンジンに向かって左奥)だけ、交換ができなかったそうです。
ご来店前に、メールで何度かやりとりをさせて頂きまして、「出来ると思いますよ」なんていう中途半端な返事を返しておりました。申し訳ありません。
極太トルクを絞り出すSC付きで、一見すると作業を躊躇させるたたずまいですが、別のお客様のB5で見慣れておりますので、手順はあらかじめ頭の中でシミュレーションしておりました。
いろいろとパーツをはずしていくと、イグニッションコイルにたどり着きます。
ちょっとだけ、イグニッションコイルがはずしにくいですよね。
イグニッションコイルの行く手を阻むのはエアコンパイプです。
エアコンパイプを取り外せば、コイルの頭を通すスペースが出来ます。
エアコンパイプをはずすには、一度ガスを抜かなくてはなりません。
しかも、12月に入ってすぐに、WAKO’Sパワーエアコンを施工したシールが貼ってあるではありませんか・・・
パワーエアコンは、コンプレッサーオイルの一種ですので、ゆっくりとエアコンガスを排出すればパワーエアコンはほとんど抜くことなくガスを出す事が出来ます。
なので、時間をかけてゆっくりとエアコンガスを抜きます。
ゲージで調節しながらですね。
で、はずれたプラグが上です。
電極の焼け具合から、かなりエンジンをブン回していることが窺えます。
イイですね～
バケモンエンジンは回してナンボですよ。
で、ひととおり組み上げて、エアコンガスを注入しながらWAKO’S RECSの施工です。
何で同時にですか?
ガソリン節約の為です。。。
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