直噴エンジンのインテークバルブに固着したカーボン除去 BMWの場合
A様のBMW335iが、メンテナンスでご入庫でした。
なんとなくエンジンの調子が悪いとのことです。
警告灯が点灯することはありませんが、時々エンジンがアイドリング中に「ブルっ」となるそうです。
内容は、Injector Flushとインテーククリーニング、そしてWAKO’S RECS。
直噴エンジンなので、カーボンを除去するメニューは全てやっておきたいとのことでした。
RECSなどは、カーボンを取ることはできますが、それでも直噴エンジンのインテークバルブに積もったカーボンは全く取れません。
こんなヤツですね。
見た感じは、濡れていて柔らかそうですが、実はカチカチに固まっています。
ドライバーで突いたくらいではとれません。
専用のクリーニングメニューがあります。
「くるみ爆破処置」で、くるみでできたブラストで、エンジンにキズをつけずにカーボンをとります。
こんな感じで、一気筒ずつカーボンを落としていきます。
ほとんど、まるまる一日かかります。
吸気ポートの黒く見える部分は、まだブラストしていない部分です。
白っぽい部分は、完了した部分です。
このように、新品みたいな状態になり、エンジン不調も改善されます。
カーボンが原因でのエンジン不調の場合は、「くるみ爆破処置」で完調します。
他が原因のこともあります。
切り分けをしないと、余計な出費となることもあります。
随時、トラブルシューティングを受付中です。
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