BMW323iにKONI FSD
いきなりアライメント調整の絵から入りますが、Y様のBMW323i(E90)の足回り作業です。
SACHSのショックアブソーバーを装着していましたが、走行状態の安定性を欠くようになり、KONI FSDへの入れ替えでした。
※KONI FSDは、生産終了となり、輸入元に在庫がある物のみの供給です。
※6月中旬から、KONI FSDのテクノロジーを応用した新製品がラインナップとなります。
もともと装着されていたSACHSのショックアブソーバーです。
見た目で劣化はわかりませんが、SDL(フットワーク診断マシーン)で状態は把握済みです。
こちらが入れ替えるKONI FSDです。
発売開始から10年以上経っていますので、モデルチェンジの意味合いがあるかもしれません。
途中経過は省略して、取り付け後です。
コイルスプリングは、SACHSに付属していたスプリングをそのまま使用しました。
一部車種を除いて、コイルスプリングが劣化するケースは希です。
同時に、エンジンマウントラバーも交換。
左が新品で右が旧品。
右側のゴムが潰れているのがわかるでしょうか。
ミッションマウントも交換。
これも左の旧品が潰れています。
リアトラックアームのブッシュが抜けていたので交換。
ブッシュはアームと一体供給です。
フロントスタビライザーリンクのボールジョイントがグラグラでした。
走行中に、フロントからコトコト音が出ていると、この部分が悪くなっていることがあります。
一式の作業を終え、アライメント調整を実施。
走行テストを繰り返して、無事に納車となりました。
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