N様のBMW320iが、冷却水漏れの修理でご入庫でした。
目視点検及び加圧テストの結果。。。

ラジエターアッパーホースのフランジ部分から冷却水漏れ。

さらにラジエターロアホースの水温センサー取付部分の劣化が原因でした。
作業後、加圧テストの結果はOKでしたが、アイドリングテストをするとどうも水温が安定しない状態です。

サーモスタットの開閉不良で、水温が上昇したままでバルブが開いていませんでした。
同時にウォーターポンプの冷却水漏れを疑いましたが、サーモスタットのコネクター取付部分から冷却水が流れていて、ウォーターポンプは正常。
サーモスタット交換までの作業で元通りの機能を回復しました。
冷却のバランスが崩れると、エンジンブローの可能性が出てきますので、警告灯は無視できません。
水量の警告やエンジン温度の警告などは、無視せずにご相談ください。
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