メルセデスベンツE350 冷却水漏れか
O様のメルセデスベンツE350は、走行中に冷却水の警告灯が点灯。
ラジエターサブタンクを点検すると、水位が下がっていて500ccくらい水が入ったそうです。
また、エンジンアンダーカバーが濡れていたため、冷却水漏れではないかとのことでご入庫でした。
入庫時は、ラジエターサブタンクの水位は安定し、アンダーカバーも濡れている様子は見られません。
念のためでお預かりして、加圧テストなどを実施しました。
加圧テストは、エンジンが外気温とほぼ同じになるまでできません。
加圧テストの結果は良好。
状態をご連絡すると、走行距離も8万㎞を超えてきたので、ウォーターポンプとサーモスタットは交換しておきたいとのご要望でした。
ウォーターポンプはこんな部品です。
左が新品で右が旧品。
外見では判断しにくい部品もあったりします。
ウォーターポンプは、インペラを手で回してシャフトのガタなどを点検します。
予防を考えると、手を入れておきたい部分です。
同時にサーモスタットも交換。
左が新品で右が旧品。
エンジンの熱で暖められた冷却水の流量を調節します。
こちらはウォーターポンプを交換する時は同時交換をオススメです。
トラブルが起きる前に、ひとつずつ細かくメンテナンスをしていけば、出先での突発的なトラブルを回避しやすくなります。
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