液体は何でも漏れますね。
T様がBMW M5(E39)の修理でご入庫です。
漏れでは有りませんが、水温計の針が不安定とのことでした。
E39-M5は久しぶりです。
以前はかなりの台数をやりましたが、最近は減っています。
サーモスタットの交換です。
E39-M5は、この年代のクルマにしてはサーモスタットの交換に手間が必要です。
エアサージタンクをはずして、アクセスしやすい状態にします。
ウォーターポンプからサーモスタットハウジングを取り外します。
左が旧品で右が新品です。
E39-M5のサーモスタットは、見た目じゃ良否判定が難しい構造です。
あとは組み付けて冷却水のレベルを合わせて終了。
T様のE46-328Ciは、冷却水漏れ。
ラジエター上部からポタポタと漏れていました。
ラジエターの交換と、その他ホース類を取り替えて終了。
O様のALPINA B3も冷却水漏れ。
漏れていた場所はサーモスタット。
同時にホースも交換。
サーモスタットを交換する時は、ウォーターポンプも同時がイイですね。
予防処置でサブタンクも同時に作業となりました。
いつ破裂するか予想ができないですので。
写真がブレちゃってますが、K様のBMW525iです。
当初は、アイドリング中にエンジンから異音が発生し、走行中には足回りからコトコト音が出ると。
そういうご依頼でした。
足回りのコトコトは、精査しましたところステアリングラックの内部でした。
高額修理となりますので、先送りへ。
アイドリング中の音はオルタネーターのベアリング摩耗が原因でした。
点検中に、ラジエターから湧き出る冷却水が見つかりました。
だんだん湧き出るペースが上がります。
やむを得ず、ラジエター交換の作業となりました。
足回りを先送りした理由はラジエターでした。
どちらが先かの判断ですね。
O様のALPINA B3は冷却水回りの予防整備。
ここらへんをさっぱりさせて。
ウォーターポンプとサーモスタットを交換。
デフからのオイル漏れがありました。
デフを下ろしてシャフトシールを交換。
デフマウントのブッシュがパックリと割れていました。
新しいブッシュに打ち替え作業。
各部を点検して無事に納車でした。
T様のBMW320i(E90)は冷却水がタダ漏れ・・・
ラジエターアッパーホースの接続部分が破損し、次から次に冷却水が出てきます。
アッパーホースを接続するフランジパイプからもポタポタと漏れていました。
アッパーホースを交換して。。。
フランジパイプも交換。
この部分の交換です。
エンジンの下からも冷却水漏れが・・・
この部分。
ウォーターポンプとサーモスタットがある場所です。
ここらの周辺部品を一式新調。
予防でロアホースも交換。
一式完了し、テストして納車でした。
S様のE46-330iは、予防整備ですね。
予防も修理も、作業は同じです。
まずはエンジン回りをスッキリさせると。。。
定番部品をひととおり交換。
サブタンクがそろそろでしたね。
樹脂が崩れそうな感じでした。
冷却水は大事ですよ。
冷却できないエンジンはすぐに焼き付きます。
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