F様のE91-320iは、エンジン不調で入庫でした。
冷間時にエンジンを始動すると、ミスファイアの症状があります。
エンジンの振動が大きく、回転にバラツキが出てます。
エンジン警告灯も点灯します。
暖まると、安定してきます。水温が50度くらいからはなんとか普通に近い状態です。
後期型の直噴4気筒エンジンで、ミスファイアのエラーが入力されています。
通常、ミスファイアの場合、スパークプラグやイグニッションコイル不調で入力されることが多いのですが、たまにはインジェクター不良があったりします。
1~4気筒まで、全てにエラー入力があり、消去してアイドリングするとエラーは入りません。
エンジンを冷やして、再始動するとエラーが入力されます。
この再始動がまたやっかいで、1日ではエラーが入力されるまでエンジンが冷えません。
したがいまして、次のテストは翌日になります。
今回、複合的でしかも症状再現に時間がかかり、かなりの日数を費やしてしまいました。
こういう時、判断材料の一つとして、Injector Flushをやってみたりします。
で、結果は変化無しです。
インジェクターの詰まりでは無いですね。
もともと、温間時は激しい不調は有りませんでしたので、こういう結果は想定済み。
不具合のひとつ、スパークプラグは、中心電極も接地電極も摩耗し、カーボンが付きすぎている感じですね。
交換してみた結果、30%くらい回復した模様。
点火状態が整いますので、当然ですが。
ある程度の予測は立てていたのですが、原因はインジェクター不良です。
3番のインジェクターに不具合があり、冷間時に不調となっていました。
どういう事かというと、普通に燃料噴射は問題ありませんが、エンジン停止後はノズルが閉じなければいけない状態なのが半開きになっているようで、フューエルラインの燃料が燃焼室に垂れてます。
燃焼室を見ると、ピストントップが濡れてます。
1番から4番まで、それぞれピストントップが濡れていましたが、3番は特にひどく、燃料溜まりができています。
燃料溜まりができているところでエンジン始動をすると、スパークプラグが濡れて失火してしまう事が原因でした。
直噴のインジェクター、高額ですね。
ちょっと勘弁して欲しいトラブルです。
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