BMW M3 DCTフルード漏れ
車名:BMW M3
年式:平成20年
型式:ABA-WD40
走行距離:61079km
O様のBMW M3が、DCTフルード漏れ修理でご入庫でした。
よくある修理で、月に3~4台の修理ご依頼があります。
ガスケットからの漏れが原因です。
大きくいうと、トランスミッション上部のハーネススリーブ部のOリング劣化、メカトロオイルパン(サイドオイルパン)のガスケット不良、下部オイルパン不良が主な原因。
細かくいうと、複数のシール類までフルード漏れの原因となりますが、シール類は現状を確認して必要に応じての修理となります。
今回は、ハーネススリーブの作業がありますので、トランスミッションを取り外しての作業です。
トランスミッションを取り外さずにとのお話しをいただくことがありますが、細かい部分までチェックをするとこを考えると、中途半端なやり方ではなくて全体を見渡せる作業方法を選びます。
ハーネススリーブからのフルード漏れ。
原因は、オレンジ色のOリング。
新しい物は黒色です。
メカトロオイルパンもフルード漏れが多めで、ガスケットを交換修理。
取り外していたトランスミッションを車載して、DCTフルードのフラッシング。
フラッシングの後は、下部漏れ原因のオイルパンを取り外して、ストレーナーも同時に交換。
左が旧品のストレーナーとオイルパン、右が新品です。
プレッシャーフィルターの交換も、ご依頼をいただきました。
この後、フルードを充填してテスト走行。
DCTフルード漏れ完治を確認して終了でした。
この作業一式は、実質1日の作業ですが、突発的なトラブルや追加部品発生を考慮して、3日間のお預かりが標準作業時間です。
もうすぐ、ホームページがリニューアルします。
今しばらくお待ちくださいませ。
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