M3のボロボロのデフマウント
Y様のBMW M3が、車検でご入庫でした。
今までも、定期的なメンテナンスで、大がかりなトラブルは回避しながら乗られてきましたが、走行距離が13万キロほどとなり、これまでに無い部分のメンテナンスが必要になってきました。
デフオイル漏れが進行しています。
普通にオイルシールからのオイル漏れですが、シールの劣化だけが原因ではありませんでした。
リアケースに付属しているマウントが、経年劣化でボロボロ。
プロペラシャフトとドライブシャフトの回転で、デフ本体が揺れている状態になっていました。
偏心して回転するので、オイルシールに負担がかかっていたようです。
交換するリアケース。
マウントはケースと一体構造です。
マウントの単品供給はありません。
マウントを新旧比較をすると、一目瞭然。
もちろん、右が新品です。
サブフレーム側のデフマウントもやられています。
こちらも右が新品です。
エンジンクランクケース横から、エンジンオイル漏れが発生。
E46-M3にお乗りの方はご存じだとは思いますが、オイルバルブの劣化です。
これも、直してもしばらくして漏れてきますね。
対策品なんて有ればいいのですが。
その他、定期交換部品をモロモロと手を入れ、無事に検査終了となりました。
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