BMW X6M パワステフルードが吹き出す
G様のBMW X6Mが修理でのご入庫です。
症状は、少し走るとパワステフルードがリザーブタンクから吹き出して、ほとんど空になってしまうものです。
お預かりして診断しましたが、故障コードは何も入力していません。
こうなると、システムと構造から見直して考えていきます。
つや消し塗装なので、気を遣いながら分解点検。
ちょっと奥に有るパワステポンプと周辺ホースにアクセス。
原因は、機能不全となったポンプ。
圧力が上がらず、ポンプ内でエアを噛んでしまい、リザーブタンク内でブクブクなって漏れてしまいます。
ホースも汚れが詰まっていて、ポンプへ送るフルード量が低下していました。
交換作業後、症状が出ないことを確認し、納車となりました。
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