S様のALPINA B10が車検でご入庫でした。
年間の走行距離も相当で、現走行距離も24万キロと、メンテナンスをしながら良好な状態を保ち続けています。
今回も、次の車検まではできるだけ手がかからないように、気付いた部分はメンテナンスをしていきます。
今回は、足回りが重点ポイント。

少し車両を前後させるだけで、ショックアブソーバーの機能が低下している状態がわかります。

こちらはフロントのショックアブソーバー。

ご用意しましたアルピナのショックアブソーバーに交換します。
以前は、アルピナシャシキットがラインナップされていましたが、現在は廃盤となりバラでの供給。
まあ、供給があるのでどうにかなります。

コイルスプリングもALPINA製に交換。

フロント装着完了。

もちろんリアも作業をします。

リアショックアブソーバーも、キットは無いのでバラの供給。

こちらもスプリングを交換。

装着完了。

アッパーマウントもそれなりに劣化してつぶれています。
もちろん交換。

ハブベアリングもそろそろ。

これはフロント用。

エアコンフィルターもゴミが溜まっていましたので交換。

ブレーキマスターバッグも、そろそろエア漏れの予感。
その他、ブレーキキャリパーをオーバーホールしてブレーキホースを交換。
ファンベルト類は全て交換。
お預かり中に壊れてしまったリアウィンドウレギュレーターの修理。
油脂類を一式交換。
などなど。
しかしながら、同年代のALPINAと比較してもコンディションはかなり良好になって納車となりました。
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