また、「お盆休みまでに仕上げ」の作業で大変混み合っております。
難易度の高いトラブルシューティングを伴う作業は、8月17日(水)までは受入が難しい状況となっております。
車検及び12ヶ月点検等は、お早めのご予約を。。。
ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
O様のBMW320iは、エンジンが始動できなくなり入庫となりました。
キーを回して始動を試みると、スターターモーターは回転していますが、圧縮が全くない状態。
各部を点検すると、ラジエター及びサブタンクから冷却水が漏れてオーバーヒート。
エンジン内部損傷のようです。
修理の見積をしましたところ、同じE46があと2台ほど変えてしまうような金額。
乗り換えをお勧めしましたが、事情があってこの車両を使用したいとのことです。
中古エンジンを入手して、載せ替えとなりました。
中古エンジンもできるだけ良い物を探しましたが、10年超のクルマですので載せ替え前にソコソコの手入れが必要です。
スタンドに設置して、各部の点検。
移植をする部品もありますので、車体からエンジンを下ろしておきます。
ここらへんを含めて、大量の交換部品。
今まで、適宜必要なメンテナンスは全く行われていなかったようです。
エンジンを組み上げて車両に搭載。
油脂類を充填して、最後にロボコンでガスを入れて完了。
極端な例ですが、必要なメンテナンスを必要な時期に実施する場合と、ダメージを受けてから修理する場合では、作業に関する時間と費用にかなりの違いが出てきます。
悪い部分が見つかった時には、その時点で手を入れておく方がイイですね。
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