AUDI A4 オーバーヒート
W様のAUDI A4は、昨年末のギリギリにオーバーヒートでご入庫でした。
修理に必要なパーツの手配ができず、年明けでのオーダーと作業でした。
オーバーヒートの原因は、インペラが砕けたウォーターポンプが原因でした。
バラバラの状態になって、冷却水を循環させることができなくなっていました。
下が新品です。
もともとの形状はこのようなもの。
取付位置は右側の丸くなっている場所。
タイミングベルトで駆動しています。
タイミングベルト類は取り外しますので、予防として一式交換。
その他、サーモスタットも同時交換しました。
ウォーターポンプ交換時で、しかも走行距離は8万キロ弱。
やっておいた方がイイ部分です。
あと、ラジエターリザーブタンクとキャップ。冷却水の膨張で亀裂ができていました。
細々とした部分も、冷却水漏れが有ったので同時に補修と。
同時にATF交換もご依頼頂きました。
過度のオーバーヒート時は、ATF交換もした方がイイです。
しっかりフラッシングして、汚れを落とします。
オイルパンには鉄粉が溜まってます。
なのでこちらも洗浄。
ガスケットとストレーナーももちろん新しい物に交換。
ATFを充填して終了。
ちなみに、こちらが古いATF。
お帰りの途中でお電話を頂き、「全然別物に変わってる」とご評価をいただきました。
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