定番のトラブル「走れない」 アルファロメオ147
「シフトチェンジができなくなった」との事で、緊急レッカー搬入となりましたS様のアルファ147。
お話を聞きましたところ、どうやら定番トラブルのセレスピードの異常ですね。
診断機で各数値を見てみましたところ、ポンプの吐出圧力が規定値より低いことと、セレユニットのアクチュエーター作動状態に異常が見られました。
ポンプは左フェンダー内部にあります。
引っぱり出すとこんな形状。
左が新品で右は問題がある旧品。
新しいポンプを元の場所に収めます。
もう一つの原因のセレユニット。
人間の左足の役割と左手の役割を担います。
左が旧品で右が新品。
新品を元の場所に組み付けます。
取り外した周辺部品を元に戻して、診断機を使用してキャリブレーションという作業をして完了。
10月から、セレユニットが大幅プライスダウンとなり、正規品で価格が9万円。以前はたしか20万円近い部品でした。
修理代が高額なので泣く泣く手放すなんていう方も減ってきそうですね。
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