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BMW M3 M5 ALPINAの専門店 BOSCH CAR SERVICE(BCS) Stella Motors
整備・ドレスアップ・チューニング・車検・診断・メンテナンス等、
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無念・・・

年末ギリギリにレッカー入庫したS様のBMW325i(E90)は、自宅駐車場に入る時にエンストしたものの、どうにか駐車場に入ることができましたが、翌日はエンジンが始動できない状態となりました。
レッカーを手配して弊社まで搬送となり、お預かり。
手一杯の状態でしたので、年が明けてからゆっくりと診断と相成りました。
BMWに接続できる診断機が3種類ありますが、全ての診断機がエンジンコントロールユニットと通信ができない状態でした。
通信できないと言うと語弊があるのですが、コントロールユニットと診断機の通信はOKです。
エンジンコントロールユニットとミッションコントロールユニットで通信していません。
また、始動信号がありません。
そうすると、トラブルシューティングは原始的なものになり、配線を1本ずつ導通検査となります。
DSC_3792.jpg
エンジンコントロールユニットとハーネスを引っ張り出して、1本ずつ見ていきます。
どこかで断線していたり、ショートしている部分を探すわけですね。
右端の方で金色に光ってるのはDMEリレーです。
まず、ここにリレーONの電気が来ることになっているのですが、何をしてもONになりません。
リレーを短絡させても、エンジン始動は不能でした。
で、ハーネスをずっと追いかけていくと、こんなのが見つかりました。
DSC_3795.jpg
赤色の線、わかります?
焦げてしまってます。
点火系のハーネスです。
DSC_3796.jpg
炭化してます・・・
DSC_3798.jpg
この長方形の抵抗につながっている物ですが、焼けてちぎれてました。
原因は何かということになるのですが、この325はあるメーカーのとあるパーツが取り付けられていて、推測するのにそのパーツがトラブルを起こしてこのような状態になったと。
その他に突発的にこの状態になる原因は見あたりません。
抵抗が焼き切れて、スパークした瞬間にエンジンコントロールユニットを破損させてしまったのではないかと思います。
あくまでも推測ですが・・・
その他にも同時に不具合が出ていて、作業工程とお見積もりを提示しましたところ、残念ながら修理には莫大な費用がかかることから中止となりました。
廃車の選択となりました。
車両状態は良好なので、できれば費用を抑えて修理をし、完全な状態で納車して喜んで頂くことを考えておりましたが、今回はちょっと厳しそうでした。
クルマの電気って難しいんですよね。
いろいろなアフターパーツが出回っていますが、チョイスするのは実は非常に難しいです。
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