イマイチBMWの調子が悪く、というか、「このクルマの性能はこんなものか」と感じられているようです。
お預かりして、テスト走行をさせて頂くと、仰るとおりのイマイチさ加減。
何カ所かを修理して、意外に修理予算よりも安く上がったとのことで、洗浄メニューなどをご依頼頂きました。
最初にWAKO’S RECSから手をつけました。
アクセルをゆっくりと踏み上げていった時の「ダダダっ」感が無くなりました。
続いてInjector flushとインテーククリーニング。
軽く回るエンジンになってしまいました。。。
どうしてもやってみたかったアライメント調整。
E90は、リアの調整ボルトがキャンバーとトー両方ともやりやすい場所にあります。
上がトーで下がキャンバー。
作用するのはこちら側。
左右で差が少なくなる様に調整していきます。
最初にキャンバーを均等にします。
で、次にトーを均等にします。
リアのトーの角度が、クルマの直進性を決定します。
フロントを作業する前に、ステアリングアングルを0度に固定。
タイロッドをちょっといじって、フロントトーを合わせていきます。
フロントキャンバーもちょっと手をつけたかったのですが、アッパーマウントが固着して動きません[emoji:i-201]
フロント・リアともに、左右差を少なくし、調整前と比較しても直進安定が増してステアリングの切れが戻ってきました。
各数値を足回りに当てはめると、こんな感じになります。
少しは本来のクルマの性能に近づいたのではと思います。
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