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BMW M3 M5 ALPINAの専門店 BOSCH CAR SERVICE(BCS) Stella Motors
整備・ドレスアップ・チューニング・車検・診断・メンテナンス等、
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BMW525i(E61) 車検

W様のBMW525iが車検でご入庫です。
ひととおり点検しまして、状態良好でした。
ただし、走行距離も7万キロを超えてきましたので、消耗部品の交換や少し手を入れる部分もあります。
DSC_2941.jpg
フロントウィンドウにひびが入っています。
DSC_2939.jpg
補修という手も、無いわけでもありませんが、ちょうどワイパーが当たる部分なんですね。
この部分を補修すると、ワイパーラバーが補修跡に引っかかって、拭きムラが出来てしまいます。
少し目障りですね。
交換で対応させて頂きました。
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スパークプラグの摩耗が始まり、中心電極がすり減ってギャップが大きくなっています。
DENSO IRIDIUM TOUGHに交換でした。
DSC_2958.jpg
コントロールユニットを診断すると、エンジンコントロールユニットでVANOSソレノイドバルブのエラーが入力されています。
VANOSの場合、誤作動ということは少ないのですが、念のためにエラー消去をしてアイドリングで状況確認をします。
エンジン回転が変化すると、VANOSソレノイドのエラーが再入力されましたので、機能不良は間違えありません。
新しい物に交換して、再度テストを試みましたところ、エラー入力もなく復調しました。
DSC_2947.jpg
アライメントのご依頼も頂きました。
リアにエアサスを装着しているクルマですので、少しだけ調整に時間をかけます。
とは言いましても、基本的に通常の車両と違いはありません。
DSC_2948.jpg
最初にリア側のキャンバーから調整していきます。
写真でわかりますように、アライメント調整は、ブッシュの位置を修正する作業となりますので、ブッシュがヘロヘロ状態だと、思った通りの走りを取り戻すことはできません。
DSC_2949.jpg
キャンバーが終わったら、リアトーの調整に移ります。
ハイとコントロールセンサーがあるので、ムーンレンチでセンサーを交わして調整します。
こちらもブッシュの位置を修正です。
E6xは、リアトーの調整が少しやりやすくなっています。
E39の頃は、工具が入りにくく、しかも力が入らない場所で、非常に時間と体力を要する作業でした。
キャンバーもトーも、左右差が少ない位置で調整し、走りやすいところを探していきます。
DSC_2951.jpg
次にフロント側の調整に入っていくわけですが、この時には、ステアリングが中心位置になるところで調整します。
便利ですね、診断機で0がわかります。
古いタイプのBMWだと、スピンドルの合いマークで合わせますので、イマイチ大雑把だったりします。
DSC_2953.jpg
フロントキャンバーは、ナット横のボッチを叩き落としてアッパーマウントが動ける状態にして調整です。
+-20′くらいしか動きませんので、大きく狂っている場合は足回りのパーツを見直す必要があります。
DSC_2954.jpg
最後にフロントトーの調整をして、走行テストにて状態を確認します。
img008.jpg
今回は、リアトーの狂いによるスラストアングルを修正し、フロントトーが大きくINに入った状態を修正しました。
img009.jpg
数値を足回りの各部に当てはめると、こんなイラストになります。
DSC_2970.jpg
追加ご依頼で、WAKO’S RECSで燃焼室のカーボンを落とし、エンジンレスポンス向上を狙いました。
全て作業が完了し、無事納車となりました。
http://www.stella-motors.co.jp
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