タペットカバーやVANOSホースなどの定番部分は、すでに着手済みでして、今回はその他の部分の修理でした。
エンジンクレーンを使用して、ちょっとだけ大がかりな作業です。
漏れている場所はエンジンのオイルパンガスケット。
サブフレームを取り外してから作業となりますので、エンジンが宙に浮く状態となるため、クレーンで吊っておきます。
エンジンハンガーでもOKですが、当店のハンガーが少し大きめで、E46の車体だとはみ出てしまいます。
問題のガスケットはこちら。
最近は、M54エンジンのオイル漏れで、オイルパンガスケットからの漏れが増えています。
オイルフィルターブロックからのオイル漏れもありました。
ブローバイホースをはじめ、オイルレベルゲージパイプやクランクベンチレーションホースも、劣化が進み、オイルが噴き出し始めていました。
今回の入庫は、オイル漏れの手当を多く作業しましたが、本来の目的はこちらのケーブル交換が目的でした。
以前、BSPで診断させて頂いたオルタネーターの不良は、実はオルタネーターに原因は無く、ケーブルの経年劣化による抵抗が増えた事によるもので、ケーブルの交換で充電系統を正常化することができました。
今後、オイル漏れに関する修理も、だんだん大がかりな作業が増える傾向です。
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