5月23日のブログで、ワタクシが個人的に乗っていますM3でエンジン異常の警告が点灯したことをお伝えしました。
エンジン異常
まあ、出先での出来事でしたので、とりあえずはそのまま放置して走り続け、エンジンを一度停止して鍵を抜いて、再始動で正常に戻ることがわかりましたので、しばらくそのままとなっていました。
一応、診断機にて見てみると、6番シリンダーのミスファイアが入力されていました。
ミスファイアは、単純に言えばスパークプラグの摩耗かイグニッションコイルの不良が原因である場合がほとんどですが、二次エア吸いやインジェクター不良でも入力されるエラーでもあります。
二次エア吸いで6番だけエラーが入力されるとすれば、スロットルバルブ~インマニの短いホースが原因でありますが、可能性は低いですね。
インジェクターが悪い場合は、さらに深く掘り下げた診断は面倒ですね、自分のクルマですので。
1本スパークプラグをはずしてみると、見事に摩耗してました。
(すみません、急ぎ作業ですので写真は撮ってません)
1本だけプラグを交換というのはあり得ませんので、8本全部交換しました。
あれこれとはずして作業するので、2時間くらいかかります。繁忙期に自分のクルマに2時間はあり得ないので、仕事が終わってからですよ。
で、交換してどうなったかというと、全く変化はありません。
というよりも、だいたいの推測はたててましたから。
便利なテスターで、イグニッションコイルの良否だけを判定するテスターを持ってまして、そいつで診断すると、確かに6番だけ昇圧すると点火しない状態でした。
念のため、5番と6番でイグニッションコイルを入れ替えて、入力されるエラーが6番から5番に移動することを確認します。
M3用のイグニッションコイルが手持ちで無かったのが本当のところですが・・・
各部を組み付けて、エンジンON!
フル加速をすると、見事にエンジン異常の警告が点灯します。
一発ですね。。。
診断するとエラーが5番に移動してます。
で、イグニッションコイルも交換でした。
テストの為に移動させた5番のイグニッションコイルを交換して完治です。
実は、2本交換です。
不良は1本ですが。。。
悪かったのはこのイグニッションコイル。
ついでに交換したのはこちら。
頭の円形の部分がもげてます。
この部分に工具を挟み込んでイグニッションコイルを取り外すわけですが、工具を入れた瞬間に取れてしまいました。
作りが貧弱というか、品質が?というか、なんとなく切ない感じですね。
これが原因で次のトラブルというのは面倒ですので、こちらも交換しました。
コンディションが戻るとうれしいですね。
梅雨の晴れ間で、早起きして洗車しておきました。
イグニッションコイルが壊れる原因は、コイル自体の品質や劣化が一番の原因ですが、摩耗したプラグを使用し続けることで、点火に必要な要求電圧をコイルが供給できないことが原因であったりします。
スパークプラグの交換は、エンジンレスポンスアップを期待するよりも、イグニッションコイルの保護という面を重点に考えた方がいい場合もあります。
本日も、仕事に励みます。。。
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