車検のご依頼をいただきました。
全体的に良好なコンディションです。
一般的な車検でも、コントロールユニット診断は実施いたします。
いわゆる、車両のコンピューターにアクセスして診断機でエラー及び実測値の確認です。
結果、数カ所のトラブルを抱えていることが判明しました。
写真は、定番のDSCプレッシャーセンサーです。
こちらのトラブルは、ABSの警告灯とトラクションコントロールの警告灯が点灯します。
2個取り付けられているうちの2個とも、機能していませんでした。
もう一つ、ラムダセンサーも停止していました。
全部で4個ありますが、バンク1側のセンサー1が不良でした。
ラムダセンサーは、排気ガス中の残留酸素濃度とリファレンスエアダクト内の酸素濃度を比較します。
燃焼状態をモニターし、燃料の増減を決定します。
状況に応じて、混合気を濃い薄いの補正をして、最適な燃焼状態になるように働いています。
最後に、アライメント測定・調整を実施して完了となりました。
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