BMW320i(E36) オイル漏れ修理
意味がわからないですよね。
BMW320i(E36)のS様から、オイル漏れ修理のご依頼をいただきました。
エンジンブロックとオイルパンの隙間にエンジンオイルが溜まり始めたとのことでした。
いつも目視点検でオイル漏れの場所を特定しておりますが、今回は少し微妙な漏れ方でした。
写真はオイルフィルターブロックの裏側を撮影した物です。
UV剤(漏れを検知するための薬剤)をエンジンオイルに混ぜて、少しアイドリングさせるとオイル漏れと一緒にUV剤が出てきて、紫外線ライトを当てるとオレンジ色に反応します。
デジカメじゃ写りませんでした。
手っ取り早く言うと、この部分にオイルが溜まるということです。
調べましたら、オイルフィルターブロック裏側のメクラ栓とオイルパンガスケットの二箇所、加えましてパワステプレッシャーホースからのパワステフルード漏れでした。
オイルパンガスケットを交換すれば、オイルパンからの漏れは止まります。
ガスケット交換にはオイルパンをはずします。
オイルパンをはずすためには、足回りを少し下げてオイルパンがはずれる隙間を作る必要があります。
ひととおり直すと、当然漏れは止まりきれいな状態となります。
上が古いフィルターヘッドで下が新品です。
これでしばらくはエンジンオイル漏れは大丈夫ですね。
修理後は、BILSTEIN R-2000スラッジクリーンをご用命いただきました。
黒いツブツブ、見えますか。
溶剤が溶かしきらなかったスラッジです。
相当量のスラッジが取れてます。
エンジンフィーリングの違い、感じられましたでしょうか。
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