アルピナB5 警告灯の嵐
こちらのアルピナB5は、先週からのお預かりです。
走行中に、イロイロと警告灯が点灯してしまいます。
下記は覚書です。
お預かり時の入力されていたエラー。
DME 27DA オルタネーター異常 278B エンジン冷却液温度センサー
EGS 5014 トランスミッション制御電圧供給
CAS A0B0 インプットブレーキライト
DSC 5DD0 コントロールモジュール電圧超過
IHKA 9C77 補助ウォーターポンプ
KOMBI A3C7 エアサスペンション
KBM A439 セントラルロックリレーダブルロッキング
SZL 951A 電圧不足 951B 電圧が高い
KGM 93BD サーボトロニック
いろいろとエラーが入力されていますが、「電圧」というキーワードがあります。
しかもDMEのコード27DAでオルタネーター異常と。
素直に考えると、オルタネーター異常で各コントロールユニットが誤作動ということになります。
その他の事もあり得るので、一度エラーを全て消去して、走行テストをしてどのくらいエラーが再現されるかを点検します。
数回テストしましたが、ほぼ同じ内容のエラーが入力される事を確認しました。
そうすると、まずは「電圧」という部分を正常にしたらどうなるのか。
下からのぞくと、オルタネーターはこんなところにあります。
わかりにくいですがね。
オルタネーターを取り外すためには、パワステポンプをはずして、オルタネーターの通路を作らなければなりません。
オルタネーターのハーネスをはずすため、手が入る隙間が必要なのですが、そのためにはスーパーチャージャーを取り外します。
あれこれやって、オルタネーターがはずれます。
左が新品で右が旧品です。
スーパーチャージャーからオイル漏れが有りまして、オルタネーターがベタベタでした。
作業後、イロイロとテストをしてますが、今のところは異常有りません。
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