先日、あるお客様からATF交換についてのお話がありました。
議論をするわけではありませんので、技術的な難しい話しや検証不可能な仮説はしません。
要約しますと、
・メーカーはATF交換は不要と言っている
そうなんですよ、自動車メーカーが、ATF交換は不要というのは、実は正解だと思います。
ATF無交換で20万キロ以上走っているクルマもありますから。
そうすると、ATF交換は不要という話しも出てきます。
それはそれで正しいと思います。
・ネットで見ても、ATF交換は不要との見解が多い
いろいろと書かれていますよね。
不要と思う人は交換をしなくていいと思います。
強制するわけではありませんし、もちろんATF交換をしないとどうにかなってしまうと脅すわけでもありません。
・使用済みATFは黒色に変色しているが、なんらかのトラブルを抱えているのではないか
ATFは、他の油脂と間違えないように赤色などに着色されています。
その赤色が退色したり、ミッション内部の摩耗した金属粉と混ざったりして黒色に変色してるらしいですよ。
まあ、ミッション内部が摩耗したという事は、ある意味ひとつのトラブルとも言えますが。
ただ、それだけの理由で、ミッションを修理したりするのは現実的ではありません。
普通に走れているわけですから。
・通常、ATFはほとんど劣化が無いと言われているが・・・
ATFというオイル自体、長期間変質しにくい添加剤が加えてあります。
ですので、理論上は劣化は「少ない」です。
が、それは一定の走行条件を続けた場合での話しで、長い坂道を長時間登った時、または真夏の渋滞を繰り返した時など、ATFの油温が一気に上がり、少しずつ変質しているらしいです。ATFも焦げた臭いがしますからね。
なんていう話しをして、結局ATF交換をご用命いただくこととなりました。
当店の看板メニューのひとつですからね。
それなりに施工台数をこなしておりますし、大勢の方に交換して良かったとの評価をいただいております。
ATF交換といいましても、たた交換するわけではありません。
写真にある黒色の部分、ストレーナー(フィルター)でして、内部はスポンジ状のフィルターになっています。
交換の際には、必ずストレーナーを交換します。
オイルパンには、強力なマグネットが配置されていて、ATFに混ざった鉄粉を吸着しています。
マグネットを指でさわると、たっぷりと鉄粉が取れます。
全ての鉄粉がマグニットに吸着するかというと、そうではありません。
ATFの中を浮遊して、ミッション内部を循環しています。
その循環している鉄粉を取るためにも、ATF交換が有効と考えています。
鉄粉の何がいけないかなんていう話しもありましたが、狭い部分に詰まって作動不良を起こす”可能性”があるわけですね。
それに、不純物は無いに越した事はありません。
その鉄粉を出来るだけ取るために、「マグネファィン」というフィルターがあるのですが、どうも取付位置がいい場所が見つかりません。
現在、代車予定の車両に取り付けて、走行テストをしております。
詰まりやオイル漏れが無い事を確認でき次第、新たにメニュー化を考えたいと思います。
http://www.stella-motors.co.jp
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お気軽にご来店ください。
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